Fuji Rock Festival 08
行ってきました 毎年恒例な感じですね既に
あまり目当ては決めずに動こうと思っているのですが(会場が広いから疲れてしまうので)、やっぱり観たいバンドでは無理をしてしまうのが音楽好きの性なのか、結局すごく疲れてしまった…
印象に残っているのは、やはりMy Bloody Valentine
ライブとしては良くも悪くも音源通りなものの、「観れた」ということで感涙してしまいましたよ
ドラムがめちゃくちゃヘタクソだったけど!
あとは高校時代から好きだったPrimal Scream、The Vines(すごく良かった!!!!!)、ゆらゆら帝国は相変わらずキレキレだったなぁと
あ!Richie Hawtine が明け方の時間だったのにバキバキのセットリストでなんかしょんぼりしたのは覚えてる(あそこはチルアウトなミニマルやろうよー)
"400"だけはシングルで持ってたから聴いていたけどあれが日本のヒップホップでしょー
生活を維持するために「方法」としてラップをしているアメリカのギャングスターには日本人はなれないし、そんな彼らの気持ちなんて日本人にはわかるはずもない
音のフォーマットを借りた中で、どこまで質の高くトラックと自分の思考によるリリックをそこに込めることができるかが音楽のポイントである訳で、そこが面白さである訳ですよ
例えば黒人の音楽だったジャズやロックにおいて、黒人とそのフォーマットを拝借した白人がやるそれは決定的に違う部分があるわけで
ジャンルで言えばハウスとかもそうなんだけど
Shing02は自身の日本人でありながらアメリカという国で育ったことを、アメリカと日本という国自体や、そこに住む人たちのことをラップしながらも誇りに思っていると思う
そしてそれを個性にしながらも、ユニークな音楽を作っているミュージシャンだと思う
ライブの形態も、DJ、ドラム、ピアノ、ヴァイオリンという編成で曲はダビー
その前でラップするShing02の格好は和装を基本とした衣装
ポップカルチャーを纏うキャラクターとしての意識も高いように思える
いやぁ、彼は本物でしょー!